少し反省

仕事での話です。その日も忙しかったですが、何とか乗り切り帰宅しました。


疲れを取るためにテレビを観ながらゴロゴロしていましたが、23時に店舗から電話が来ました。


薬を間違えたのかな、薬が足りなかったのかな、クレームかな、などと悪いことばかり脳裏に浮かびましたので電話を取るのを拒否しました。


ただ、拒否した後に気付いたのです。スッキリしない。これでは気になって眠れないではないか‥。


結局すぐにかけ直しました。



(c) .foto project


「先ほどお電話いただきましたか？」「遅くにすみません」「はい、何かありました？」「それが栃木県の店舗から関係のない薬が送られてきたと連絡がありまして‥」


どうやらこちらの店舗から送るはずだったお薬が間違って届いてしまったらしいのです。


とりあえず急ぎではないようなので、明日の朝対応することを伝え、少しだけ安心して眠ることができました。


翌朝、少しだけ早めに出勤し、送り先の間違えてしまった店舗に連絡をしてみました。


本当はその店舗から本来送る予定のお店に送って欲しかったのですが、あいにく調剤のやっていない店舗だったためやり方がわからないようでした。


ということで、コチラの店舗に送り返していただけることになり、一件落着です。


これから該当店舗に「遅れます、ごめんなさい」のメール連絡をしたり、戻ってきたら再度梱包し直す手間はありますが、お薬が行方不明にならなくて本当に良かったです。


勤務先ではグループ同士でお薬のやり取りをしています。


例えば、患者さんが来るので取り扱っていたのですが、調剤することがなくなり不動になったお薬。


このまま期限切れを迎え、廃棄処理をするのは会社にとって損失です。


それをよく処方されている店舗に送ることで、期限の短い薬がはけて期限切れをおこさないように出来るのです。これは店舗の多い調剤チェーンならではの発想といえますね。


何故間違ってしまったのか検討してみます。


月初ということもあり、勤務先の不動在庫を引き取ってくれるメールが多々来ていました。


まずはメールの返信作業です。ありがとうございます、お送りします、またよろしくとテンプレートをはめ込み返信します。


そして出庫伝票を出力し、期限やロットを確認しながらお薬を揃え、梱包します。最後に伝票を貼り付けて完成です。


今回、内容は間違っていないが、まったく関係のない店舗に届いた、ということで伝票への記載ミスが考えられます。


一度に多くの店間移動作業をしたため、お送り先の記載を間違えたのでしょう。本当に気をつけなければなりません。


この経験を活かし今後は店間移動業務の間違いをしないよう努めていきます。


お読みいただきありがとうございます。

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